うえだ城下町映画祭第15回自主制作映画コンテスト

夜明け前が一番暗い

透明日和

2017年 43分
監督:宮尾 昇陽
予告編はこちら

あらすじ

ハイチが抱える様々な問題を、去年発生したハリケーンを導入に現状の認知、それに対して自分の将来に向き合い活動をしている若者にフォーカスを置いた映像作品。


作品のメッセージ

ハイチ共和国は世界で初めて黒人奴隷が独立した国です。独立はできたものの、以後様々な問題を抱え続けていました。また、5年前に発生した大規模な地震から復興活動が全く進まず、そこに上塗りするように昨年秋には大型のハリケーンが発生して、国の穀倉地帯を破壊しました。半年以内に大規模な飢餓が来るだろうという人もいる中、僕はそのハリケーン・マシューが国に直撃した2か月後にカメラをもってハイチに行ってきました。主なテーマはハイチ共和国の現状認知。そもそも日本をはじめ多くの人たちがハイチという国を知りません。自然災害に限らず、誘拐、大規模災害、教育、伝染病、インフラストラクチャー、またクーデターにより大統領が数年間いない状態が続いてしまったり、自分の命を守ることだけで精一杯の人が多いのが実情です。そういった現状を認知してもらうことと、そういった現実に向き合いながらも自らの国・将来をよりよくするために活動している若者にフォーカスをして映像として残しました。


宮尾昇陽監督プロフィール

23歳、東京都在住。2014年の「パリスファッションウィーク S/S 2015」通称パリコレにて、日本から主要ブランドのオフィシャル収録を皮切りに、海外へも活躍の場を広げ、ファッションルックブックやミュージックビデオ、WEB広告等の映像製作を手がける。国内外問わず幅広いエリアで活動。更なる展開を目指し活動中。

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