うえだ城下町映画祭第18回自主制作映画コンテスト

溶けるおと

溶けるおと

2020年 34分
監督=梶浦勇矢
撮影=丹野雄太
録音=平良良樹、藤巻光明
照明=伊藤昭浩、武内美穂子
制作=山下りりか
美術=吉岡晶、若山梨沙子
キャスト=小向なる、近藤奈保希、水井章人、山下徳久、東出薫、カレン
予告編はこちら

あらすじ

志穂は父を事故で亡くし、母と兄と3人暮らしをしていた。母は2人分の学費を稼ぐため仕事を掛け持ちし、兄は大学に通いながらバイト代を家に入れる。志穂は母が求める娘像に近づくため勉強しようとするが身が入らない。 ある日、ギターを弾くリエと出会う。その出会いが押し込まれていた感情を溶かしていく。家族との間にある溝に苦しみ、ついに家を飛び出す。すべて手放そうとした志穂には、父が好きだった音楽しかなかった。


作品のメッセージ

本作はある少女と音楽と家族の関係性が軸となっています。私がこの作品を制作しようと思ったのは、私自身もこれまでの人生で、節目節目に音楽との出会いがあり、それによって私の人生は導かれているのではと思うことがあったからです。今回、この音楽が持つ力を軸とした作品を作りたいと思い制作に至りました。


監督自己アピール

宇宙開発を生業としながら、プライベートで自主映画を撮っています。2019年、映画学校「ニューシネマワークショップ」を卒業。

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